たんば (列車) (Tanba (train))
たんばとは、西日本旅客鉄道が京都駅~福知山駅間を山陰本線経由で運行する特別急行列車。
北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の1つである。
臨時列車として、福知山以西、城崎温泉駅まで延長運転されることもある。
特急「まいづる (列車)」との京都・綾部間の併結運転をするものが多い。
通勤特急的な役割並びに、但馬方面から京都方面へのリレー的要素を担っている。
イメージカラーは青色。
とにかく目的地がJR西日本の支社所在地なので、そのコーポレートカラーにちなんでいる。
運行概況
運行本数
使用車両
国鉄183系電車
最高速度
京都駅~福知山駅間 120km/h
編成
■枠=グリーン車 白枠=普通車 (鉄道車両) 自=自由席 指=座席指定席 ※全車両禁煙
この編成はたんば1・3・5・7・4・6・8号の編成
1~4がたんばの編成
5~7がまいづるの編成
この編成はたんば9・2号の編成
停車駅
京都駅 - 二条駅 - 亀岡駅 - 園部駅 - (日吉駅 (京都府)) - (胡麻駅) - (和知駅) - 綾部駅 - 福知山駅
()内の駅は一部列車停車。
名称の由来及び沿革
「たんば」の名称はいわゆる旧国名(令制国)の丹波国にちなむ。
その為、その地域を指す京都府北部・兵庫県北東部を目的地としている列車名に用いられた。
そのため、現行のそれの前に1960年より1986年まで大阪駅~城崎駅(現:城崎温泉駅)間を福知山線・山陰本線・舞鶴線・北近畿タンゴ鉄道宮津線経由で運行する準急列車・急行列車「丹波」(たんば)が運行されていた。
&rarr北近畿 (列車)戦後の展開も参照されたい。
1996年、山陰本線園部駅~福知山駅間電化により、急行「きのさき_(列車)」を電車化。
福知山駅発着列車についてこの名称とする。
1999年、特急「きのさき (列車)」の増発により、上り列車のみ運行を中止。
2003年、特急「まいづる (列車)」運行開始により、併結列車として上り列車運転復活。
2007年3月18日、全面禁煙化を実施。